2015年のチャリティー企画がきっかけ
人気シンガーのアリアナ・グランデは、自身が5月22日に行ったマンチェスター公演で起こった自爆テロ事件を受け、犠牲者やその家族を支援するためのチャリティー・コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」を今週の日曜日(5月4日)に開催することを発表。
チャリティー・コンサートには、ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリーやマイリー・サイラス、コールドプレイなど豪華アーティストが出演することが明らかになり、これにアリアナとマイリーファンが「ある期待」を寄せている。
それは、オーストラリアのロックバンド、クラウデッド・ハウスの「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」を再びカバーすること。
マイリーとアリアナは2015年に、マイリーが設立したLGBTやホームレスの若者の支援の団体「ハッピー・ヒッピー・ファンデーション」のチャリティー企画のセッションで「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」のカバーを披露。
そんな2人のコラボ曲を、マンチェスターでのテロ事件に対するチャリティー・ソングとしてレコーディングして販売してはどうか、そして日曜日のコンサートで2人一緒にライヴパフォーマンスして欲しいという声が上がっている。
「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」は、「まだ終わってなんかいない」「僕(私)たちは彼らを勝たせなんかしない」という、逆境にも負けず戦っていこうという力強いメッセージがこめられた曲。今回の事件へのチャリティー・ソングとしても相応しい内容だと支持を受けている。
アリアナ主催のチャリティー・コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」は、現地時間の日曜(5月4日)に、マンチェスターのエミレーツ・オールド・トラフォード・クリケット・グラウンドにて開催される。