昔の自分は「デブ」だったとコメント
人気ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』に主演する女優のルーシー・ヘイルが、先週末にインスタグラムに投稿した1枚の写真がキッカケでファンに謝罪するという騒動が。
父の日だったこの日、ルーシーは「あなたに情熱を持つということを教えられました。お父さん大好きよ」というメッセージとともに、数年前に撮影した父親とのツーショット写真を公開。
フォロワーたちから「素敵!」、「とってもスウィート!」などたくさんのコメントが寄せられるなか、ルーシーは、友人とみられる人物への返信の中で、「げぇ、このとき私すっごくデブだったよね」と、当時の自分が太っていたことにウンザリした様子の発言をした。
一部のファンから非難の声が
このルーシーが過去の自分の体形を何気なく卑下した発言は、不快感を覚えた一部のファンたちから反感を買うことに。
「この写真のあなたのどこがデブなの? 冗談でしょ?」、「この体型が『デブ』だなんて、あなたのコメントをみて、『じゃあ自分はもっと太ってるんだ』って傷つく人だっているんじゃない?」、「あなたのように若い女性のお手本になるべき立場の人が、“太っている=醜い”という間違った概念を助長するようなコメントをするべきじゃないと思う」など、失望と怒りの声が寄せられた。
一方では、「ルーシーが過去の自分に対してどう感じようと彼女の自由」、「こんなことで、いちいち目くじらを立てるのはおかしい」と、彼女を擁護する意見もあったものの、結果、ルーシーは問題となった写真へのコメントを全て削除し、閉鎖することを決意。
ルーシーが謝罪
その後、ルーシーは自身のツイッターにこんなメッセージを連投して謝罪した。
「時々、自分の行動や言動がたくさんの人たちに見られているんだっていうことを忘れてしまうことがあるわ。私の体重に関するコメントがもし誰かを傷つけたのだとしたら、本当にごめんなさい。」
「ときには、自分でも後悔してしまうような最悪なことをしてしまうことだってある。私に憧れてくれている人たちが居ることは解ってるし、もっと発言に気をつけるべきだよね」
「いつも応援してくれるみんなには感謝してる。どうか許してください!」
女性の体形に対して侮蔑的な発言をすることがタブーとされつつある昨今だけに、ルーシーのように若い女性に絶大な影響力を持つセレブは、たとえ自分のことであっても、太っていることを卑下するような発言は問題視されるように。
ルーシーにしてみれば、何気なく発したひと言だったようだが、予想外の大きな騒ぎとなってしまった。