オーストラリアの連邦議会で子育て中の女性議員が授乳をしながら議案を提出し、賛否両論の声が巻き起こっている。

 今年5月に、史上初めて連邦議会での授乳を実現させて話題となった、オーストラリアの女性上院議員ラリッサ・ウォーターズ。そんな彼女が、今度は議場で授乳をしながら議案を提出して話題となっている。

画像1: 議会で法案提出中に授乳、オーストラリアの女性議員の行動に賛否両論

 2016年に規定が改正されたオーストラリアの連邦議会では、子供を持つ母親や父親が子供を連れて議場に入ることが可能に。

画像2: 議会で法案提出中に授乳、オーストラリアの女性議員の行動に賛否両論

「授乳は女性が昔からしてきたことで、普通で自然なことです。そう考えると、今回の件が大きな話題となっていることに少し違和感を覚えます。正直に言うと、議場で授乳をすることがニュースにならないくらい、(授乳をする)若い女性議員が増えていってほしいと思っています」

 5月に史上初となる議場での授乳を実現した際、こうコメントしていたウォーターズ上院議員。

 今回、授乳をしながら議案を提出するという新たな記録を打ち出した彼女に、称賛する声が上がっている一方、「議案を提出している最中に授乳するのはどうかと思う」といった否定的な意見も出ている。

世間の声

・ 授乳に関して、若い母親たちを勇気づける行動だと思う。
・ 私は今妊娠36週目だけれど、この行動にはちっともインスパイアされないわ。だって「必要だから」という理由で、議会中にランチやディナーは食べないでしょ? 時と場所は考えるべきだと思う。
・ これはいたって「普通」のことじゃないかな
・ 議会で授乳をするのはいいと思うけど、議案を提出しながらというのは賛成できない
・ 仕事場に子供を連れてくるのはどうかと思う。これでは「産休」を推進する意味がない
・ 子育てをしながら仕事をする彼女はむしろ称賛されるべきだと思う
・ 母親の授乳に関して批判的な人たちに対するよいお手本。これが普通なことであると、体現していると思う。

 今、世界中で議論の的となっている子供持つ女性の授乳問題。ウォーターズ上院議員が言うように、「授乳はあくまで普通なことであり、どこで行おうと女性の自由だ」とする意見も多いが、やはりまだ世間の理解が必要な問題であることがこの一件で浮彫りに。


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