アメリカではレストランやバーで食事をした際、サービスへの感謝の気持ちとしていくらかチップを支払うというしきたりがある。欧米のウエイターたちは、時給が低いためにお客からもらうチップも大切な収入源。
そんなチップを巡るある事態に巻き込まれてしまったのが、モデルのケンダル・ジェンナー。
ある日ニューヨーク・ブルックリンにあるバー「ベイビーズ・オーライト」を訪れたケンダル。 その後、お店側が公式インスタグラムに、ケンダルの24ドルのレシートの写真をアップ。そこには、チップの欄には何も書かれておらず、ケンダルのサインのみが書かれている。
その投稿と一緒にお店は「バーテンダーにチップを渡すのを忘れないでね」とコメント。これには人々がすぐさま反応。「こんなに稼いでおいてチップを渡さないなんてありえない」という批判の声の中には、「きっとサービスがあまりにひどかったに違いない」とケンダルを擁護する声や、「レシートを公開するなんてプライバシーの侵害」とお店を否定する人も。
ケンダルがチップは払ったと否定
その後ケンダルが、あるファンが「背景にはもっと何かあったはず」と庇うツイートをリツイートして、「次からは現金でチップしないことにする」コメントした。
どういうことかというと、カードで料金を支払う場合、レシートにチップ代を自分で決めて記入し合計の金額をこちらから提示することになっている。ケンダルは今回、カードで払ったもののチップはカードから支払わず、現金でチップを渡したということ。
ケンダルの発言をうけて、お店側は気まずくなったのかレシートの写真を削除した。
注目を集めたかったのか、事実確認をきちんとしていなかったのかは定かではないが、現在お店のインスタグラムには、非難のコメントが殺到している。