オシドリ夫婦として知られていた俳優のクリス・プラットと女優のアンナ・ファリスの電撃離婚に世間が驚くなか、アンナの自伝本の序文にクリスが残したコメントが話題を集めている。

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ジュラシック・ワールド』で知られる人気俳優のクリス・プラットが、約8年連れ沿った女優のアンナ・ファリスとの離婚を発表してから3日。

 オシドリ夫婦と称されていた2人の離婚にショックの声が広がるなか、アンナが離婚を発表する前に執筆し、10月に発売予定の自伝本『アンクオリファイド(Unqualified)』の序文をクリスが書いており、そこに気になる記述があることが分かった。

(アンナは)すごくかっこよくて、義理堅い人で、滅多に他人を罰しない。ただ、人を罰する時はすごく迫力があるし恐ろしい。そして、彼女がもう終わりだと言う時は、本当に終わりという意味だ。

 クリスは序文でアンナのことを絶賛しており、このコメントも、母親としてのアンナの偉大さを語ったもの。

 ただ、「人を罰する時はすごく迫力があるし恐ろしい」「彼女がもう終わりだと言う時は、本当に終わり」という発言が皮肉にも2人の離婚の裏側を語っているようだとして、変な注目を集めてしまっている。

離婚の原因は、クリスのキャリアアップ?

 離婚の原因はクリスの急激なキャリアアップだとウワサされており、そう言われている理由は、過去のアンナの発言にある。

 2人がバリ島で結婚式を挙げた2009年当時、役者として知名度が高かったのは、映画『最終絶叫計画』でコメディ女優として人気を博していたアンナの方。クリスは以前からアンナと結婚できたことを「幸運」と語っていた。

画像: 2014年に授賞式のレッドカーペットで嬉しそうに妻の写真を撮るクリス

2014年に授賞式のレッドカーペットで嬉しそうに妻の写真を撮るクリス

 しかしこのパワーバランスはクリスが2014年にヒーロー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に主演したことをきっかけに変化。クリスは妻よりも有名になっただけでなく、その後も『ジュラシック・ワールド』など、大作へのオファーが連続。世界的スターとなった。

画像: ハリウッド名声の歩道にも名前が刻まれた

ハリウッド名声の歩道にも名前が刻まれた

 クリスに新たな注目が集まったことで一部メディアにて根も葉もない浮気説や不仲説が報じられることもあり、この生活の変化に対し、アンナは自伝本『アンクオリファイド』を宣伝するポッドキャスト番組でこう語っている。  

彼が映画の撮影でいなくて、私はLAで子供たちを育てていると、そりゃあ弱気になっちゃうよ。普通の人間だもの。本当はそうじゃないのに、「世間の意見も一理あるんじゃないか」って思っちゃうこともあった。自信喪失することもあったわ

 さらにクリスが『パッセンジャー』の共演女優ジェニファー・ローレンスと不倫しているとウワサされた時も、嘘だと分かりながらも「ちょっとグサッときたわ」とUs Weekly誌に語っている。

 2015年の『ジュラシック・ワールド』のプレミアでは、いつか牧場を手に入れて夫婦でのんびり過ごすという夢を語っていたクリスとアンナだけれど、離婚という悲しい結末を迎えてしまった。

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