アメリカに暮らす10歳の少年が弟の命を救うことができたのは、ある映画を見たおかげだった!?

ピンチを救ったのはあのパニック映画

 アメリカのミシガン州に暮らす10歳のジェイコブ・オコナ―君は、ある日、祖父母宅のプールでうつ伏せの状態で浮いている2歳の弟ディラン君の姿を発見。プールから引き上げるまでに1分以上経過していたこともあり、ジェイコブ君はその場で処置をすることを決断し、自ら弟に心臓マッサージを行った。

画像1: ピンチを救ったのはあのパニック映画

 現場に一緒にいた祖母によると、白目を剥いて意識を失っていたディラン君を見て動揺していた彼女をよそに、ジェイコブ君はいたって冷静に対処をしていたそう。

 この当時の出来事について、ジェイコブ君は英BBCテレビのインタビューでこう語っている。

 「弟をプールから引き上げて、胸部を圧迫した。ある映画で、地震で起きた津波に主人公の娘が巻き込まれるシーンがあって、そこで同じことをしているのを見たんだ」

 彼が見たのは、2015年に公開されたドウェイン・ジョンソン主演のパニック映画『カリフォルニア・ダウン』。この映画で見た光景を鮮明に覚えていたジェイコブ君は、とっさの判断で弟に映画で見たままの処置を行うことができたという。

画像2: ピンチを救ったのはあのパニック映画

 ジェイコブ君の賢明な判断と処置によって、弟のディラン君は水を吐き出すことに成功。病院に運ばれた直後は意識がなかったが、脳などへのダメージはなく、2日ほどで退院することができたそう。

 この驚きのストーリーは、映画に主演していたドウェインの耳にも伝わったようで、先日ツイッターを通してドウェインがジェイコブ君へのメッセージを投稿。

 「ワオ、なんて素晴らしい話なんだ。ジェイコブが幼い弟の命を救ったことに、ツイッターを通してハイタッチを送るよ。君は本物のヒーローだ。みんなが君のことを誇りに思っている」

 弟の命を救うために勇気ある行動を取ったジェイコブ君に、ドウェインも相当感銘を受けたよう。

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