今年の4月に、ペプシがショートフィルムを作るためにモデルのケンダル・ジェンナーを起用。しかしそのショートフィルムで、ケンダルが警察官にペプシを渡すシーンがあり、それが「Black Lives Matter」のデモで撮られた女性が警察官に立ちはだかるシーンに似ていたことから、人種問題を利用していると大炎上。
このことで、ショートフィルムに出演したケンダルにも人々の怒りの矛先が向いてしまい、大バッシングを受けることになってしまった。
沈黙をついに破ってコメント
この件に関しては、ケンダル本人はいままで一切コメントを出しておらず、沈黙を守っていた。その代わり、以前姉のキム・カーダシアンが、「家で泣いていたわ」と、ケンダルが深く傷ついていたことを明かしていた。
そんなケンダルが、出演するリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の番組内で、この件に言及した。
最初にオファーが来た時、ペプシはすごく大きな会社でしょ。ペプシの広告に起用された人たちはとてもアイコニックで素晴らしい人たちばかり。マイケル・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズ、ビヨンセ、ピンク、ほかにももっといる。自分のチームを信頼して受けたものだったのに、あのショートフィルム後のみんなの反応を見て、何がいけなかったのかはっきり分かったの。本当に自分がバカらしく感じた。他の人を傷つけるようなこと、するつもりじゃなかったの
ケンダルは途中涙を流しながらは、当時の心の内を明かした。
さらに、「わざと誰かを傷つけようなんて思ったことないし、こんな結果になるって分かっていたら、絶対に参加していなかった。どうやって立ち直っていいか分からない」と嘆くケンダルに、姉のキムは、「あなたがとても繊細なことは分かってるわ。今すべきことは、正直にそしてオープンに話すこと」とアドバイスしていた。
普段から人種差別問題については積極的にコメントしているケンダルは、今回のペプシの件はまったく自分の意図ではなかったと主張した。たくさんの人の気分を害した結果になってしまったことは、ケンダルにとって深い傷になってしまったよう。