ブレイクの心境に一体どんな変化が?
アメリカで10月下旬公開の映画『オール・アイ・シー・イズ・ユー(原題)』に出演する女優のブレイク・ライヴリーが、本作への出演を機に自身の信条に変化があったことを米Vanity Fair誌のインタヴューで語った。
劇中で、画期的な手術を受けて視力を取り戻したことで人生が一変する女性を演じているブレイクは、「私の中で1番誇りに思える演技」と自画自賛するほどこの作品に強い思い入れが。
しかしこの作品に出演するにあたり、当初大きな葛藤があったという。その理由はずばりヌードシーン。
これまでヌードシーンに対して幾度となく否定的な姿勢を見せてきたブレイク。2012年に受けた米In Style誌のインタヴューでは、ヌードシーンについてこう持論を展開していた。
「映画を見ていてヌードシーンが出てくるとどうしても気が散っちゃうのよね。もし映画のワンシーンで女優が胸を露にしたら、もう胸にしか目がいかなくなっちゃうわ。それはどうしようもないことだと思う」
以前はヌードシーンをかなりはっきりと否定していたブレイクだったが、今回の作品は「出演したい」という想いが強かったのだろう。断る前にまず脚本を読み、それでも納得がいかなかったら監督にヌードシーンを除いてもらうことを相談しようと決意。
ところが、脚本を読んだブレイクはすっかりその内容に惚れ込み、問題のヌードシーンについて作品として必要な要素であると納得。劇中でヌードシーンを演じることへの考え方が脚本を読んで変わったのだという。
「私はずっとヌードは気が散ると思っていたの。たとえ私がどんなに夫を愛していようと、もし私の胸が露になっていたら、同じ人間とはいえ『オッパイだ』ってなっちゃうでしょ? 自分の裸を大切にしたいというわけではないけど、胸が露になっていたら誰だって見てしまうものよ」
最近のインタヴューでもヌードシーンでは「胸に目がいってしまう」としつつも、本作においてはその必要性に納得したことを明かした。
ただし、彼女の美ボディを拝めると歓喜した方には残念なお知らせだが、公開予定の映像ではブレイクの胸が露になるシーンは一切ないという。カットされたのか、それともそもそも撮影していないのかはわかっていない。