誘拐され、性的暴行の被害にあった少女を保護した男性が、後日警察から受け取った謝礼金の使い道に称賛の声が集まっている。

男性の行動に「本物のヒーロー」の声

 先月初め、アメリカ・ミネソタ州に住むアール・カートは、自宅へ帰る途中に道でさまよう10代半ばの少女を発見。アールは少女の顔を見るや否や、その子が行方不明になっていると地元で騒ぎになっていた少女であることにすぐに気が付いた。

 警察の発表によると、発見された15歳のジャスミン・ブロックは、1ヵ月ほど前に家族ぐるみで付き合いがあった知人男性によって誘拐され、この男性の自宅に連れて行かれたという。両手を縛られて軟禁状態にあったジャスミンは、男性とその友人2人から性的暴行などの被害にあっていたことが明らかになっている。

画像: 男性の行動に「本物のヒーロー」の声

 また、発見されることを恐れてか、男性らは何軒かの家を転々としていたという。しかし、幸いにもジャスミンはその隙を見て逃げることに成功。逃げた先で助けを求めてさまよっている最中に、アールと遭遇したというわけだ。

 その後、アールには警察が当初から捜査協力者に渡すと宣言していた謝礼金約80万円が支払われたのだが、その「使い道」が大きな話題になっている。

 なんと、アールは謝礼金を受け取るとその全額をジャスミンとその家族に寄付することを決意。後日、ジャスミンに直接お金を渡したアールは、激励の想いを込めて彼女を思いっきり抱擁したという。

 「ジャスミンとその家族は今後なにかとお金が必要になるだろう。(謝礼金は)私にとってもありがたいほどの大金だけれど、彼女たちのほうがあのお金をもっと必要としているはずだ」

 謝礼金を受け取らなかった理由について、地元紙にこう語ったアール。誘拐された少女を保護しただけでなく、謝礼金を被害者家族に渡した彼の行動は、地元の警察だけでなく、全米中から称賛されている。

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