オーストラリアに住む29歳のインスタグラマーであるイオタ・コウゾウカスは、現在妊娠6ヵ月だと公表している。しかし、妊娠6ヵ月とは思えないぺたんこのお腹に批判の声が集まってしまった。
体型を優先するために食べていないと考えていた人たちは、「もうお腹には赤ちゃんはいないのね」「ちゃんと食べなよ、そうじゃないと赤ちゃんが育たない」など心ないコメントを受け、イオタは自分のお腹がなぜ膨らまないかの理由を明かすことを決意。
外にではなく中に膨らむ!?
イオタは、「このようなコメントに反論するためではなく、多くの人が他の人に対して批判的な態度を取ることが少しでも減りますように、という願いを込めて話します。妊娠4ヵ月の時点で、私の体は外にお腹が膨らむのではなく後方にお腹が膨らむ、子宮後屈という体質だと判明しました」と説明。さらにイオタは、常日頃から腹筋を鍛えており、それも原因の1つとしてあると話した。
子宮後屈というのは、通常はお腹側に傾いている子宮が、背中側に傾いている状態のこと。成人女性の約20%が子宮後屈を抱えていると言われている。
イオタ自身もお腹が膨らまないことに不安を感じていたものの、このような体質だと知り安心したそう。今は少しずつお腹も膨らんできて、喜びのコメントともにぽっこりしたお腹の写真をアップしている。
さらに、「私は健康的な生活を送っているし、赤ちゃんもとても健康にすくすく育っています。それが何より大切なことです」と報告した。
体型を批判するボディ・シェイミングの問題は絶えないなか、イオタはこれはただの体質の1つであり、背景を知らずに他人を批判するのはやめようというメッセージを送った。