人気モデルのジジ・ハディッドが、ある記者にむかって「F**king moron(バカ/低能)」という言葉を使い猛烈批判した。
あるツイートに激怒
先月10月にニューヨークで起きた8人の命が犠牲となったテロ事件を受けて、記者兼活動家のローラ・ルーマーは、ヒジャブを着用した女性を例にイスラム恐怖症を煽るようなツイートをした。
「イスラム教徒がヒジャブを着てテロ現場をぶらついている」と書かれたツイートには、イスラム教の女性が頭部を覆うためのスカーフや布であるヒジャブを着用した女性の後ろ姿の写真も投稿されている。
この投稿に激怒したのが、22歳のジジ・ハディッド。フォロワー700万人以上を抱えるジジのツイッターで、ローラのツイートを引用し彼女のことを「F**king moron(バカ/低能)」と呼びバッシングした。
「ローラ、あなたが注目されるのは嫌なんだけど、伝えなくちゃいけないわ。あなた本当にバカね」
近年、欧米諸国では、イスラム教徒、または「そう見える人」というだけで、極度の恐怖や不安や嫌悪などを感じてしまうイスラム恐怖症(Islamophobia)が深刻化し、それを煽る言動が問題視されている。
パレスチナ人のルーツを持ち、イスラム教に理解があるジジは、同じ宗教という理由からテロリスト扱いされてしまう人々のために、ローラのツイートに厳しい態度で反論した。