被害女性が名指しで告発
放送が終了した現在も根強い人気を誇るドラマ『ゴシップガール』で、チャックを演じていた俳優のエド・ウェストウィックにレイプ疑惑が持ち上がっている。
先日、女優のクリスティーナ・コーエンが、自身のフェイスブックに「エドにレイプされた」という旨の告発文を投稿。そのなかで今から約3年前、当時デートをしていたプロデューサーに連れられてエドの自宅を訪れた際、性行為を強要されたことを明かした。
それを受けて、エドはクリスティーナの証言を全面否定、
「私はこの女性のことを知りません。これまで女性に対して力づくで何かを強要したことはありませんし、当然レイプをしたこともありません」と、自身のSNSでコメントした。
一方のクリスティーナは、告発文のなかでその当時の出来事についてこう語っている。
「(気分が悪かったため)エドの自宅のゲストルームで休んでいたところ、眠ってしまいました。目が覚めると、エドが私の上に乗っかり、指を私の体の中に入れていました。やめてほしいと伝えましたが、彼の力にはかないませんでした。それでもなんとか抵抗しようとしましたが、彼は私の顔をつかんで揺すり、私と『ヤリたい』と言ってきたのです。恐怖から体が硬直しました。声を出すこともできず、動くこともできませんでした。そんな私を彼はレイプしたのです」
続けて自分と同じような被害にあった人たちに向けてメッセージを送った。
「エドのような男性がリスペクトされていることに嫌気がさします。(中略)私が声を上げることで、ほかの被害者たちが決して1人じゃないということ、(レイプされたことを)非難されるべきではないし、自分たちのせいではないということを伝えたいです。私もほかの女性や男性が被害を告白する姿を見て勇気をもらいました。私やほかの被害者たちの話が、この毒におかされた環境とレイプ加害者のようなモンスターを作った権力格差を変えることを願っています」
エドはクリスティーナの訴えを真っ向から否定しているが、被害の有無を含め、この一件は現在ロサンゼルス警察によって捜査が行われている。
ちなみに今まで被害について黙っていたのは、その時に一緒に家に行ったプロデューサーから圧力をかけられたからだという。