「あの時がキャリアのどん底だった」
セクシーなルックスと確かな演技力で、2000年代に絶大な人気を誇った女優のミーガン・フォックスの代表作と言えば、映画『トランスフォーマー』シリーズ。
2017年8月に公開された最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』で5作目となった同シリーズの第1作と2作目で、ヒロインのミカエラを演じたミーガンが、それ以降のシリーズを突然降板したことについて本人が言及した。
その理由は同シリーズで製作総指揮を務めたスティーブン・スピルバーグの助言により、クビを宣告されたからだという。
当時23歳だったミーガンは、同作のマイケル・ベイ監督についてインタビューで、「彼は悪名高き変人だって人に思われたいの。ヒトラーみたいになりたいと思っているし、実際にそうよ」「社会的スキルが一切ない」と発言したことがきっかけで、ヒロインの座から引きずり降ろされてしまったのだという。
「あの時はキャリアのどん底だった。“あの事”がなかったら、謝ることを学べなかった。当時23歳だった私はひとりよがりで、全体の利益なんて考えてなかったの」
若気の至りの失言によって大役から外されてしまったことで、自己中心的な考えを改め、謝ることを学んだと英Cosmopolitan誌に語ったミーガン。
心身ともに大人になったミーガンは、現在は大ヒット映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』などで女優業を続けるかたわら、結婚し3人の子供にも恵まれ順風満帆な人生を送っている。