人気セレブの知られざる本音
先日、米TV番組『Today』で自身が今夏に受けた腎臓移植について赤裸々に語ったシンガーのセレーナ・ゴメス。そのなかで、セレブという注目される立場にあることへの苦悩を明かして話題に。
「自分の今の地位を受け入れたことは1度もないわ。有名であることに罪の意識さえ感じる。(中略)セレブはつねに孤独で、監視され、批評される。私はいつもいい人間であろうと頑張ってるわ。だってそれが本当の私だから。けれど、(セレブという立場にあると)それが無意味なことに思えるわ」
世間からの関心を集める存在としての重圧に苦しんでいることを口にしたセレーナ。幼少期からTV番組に出演し、10代の頃はディズニースターとして絶大な人気を誇っていたセレーナだけに、これまでに様々な苦労があったのだろう。
ちなみに、このインタヴューでは腎臓移植にいたるまでの壮絶な体験についても語っている。
「彼女(臓器提供をした友人のフランシア・ライサ)は私の腎臓がダメになった時期に一緒に暮らしていたの。私は誰かにお願いなんてしたくなかった。腎臓を提供してほしいと頼むのは、私にとってとても難しいことだった。そしたら彼女が自分から申し出て、提供してくれたの。進んで申し出てくれる人が現れるだけでも大変なことだけれど、その人の腎臓が自分に適合するのはもっと大変なことよ。でも彼女の腎臓は私に適合した。信じられないことで現実とは思えなかったわ」
セレブとしての苦労はこれからも絶えないだろうが、移植後も公の場で変わらず元気な姿を見せてくれているセレーナにファンもほっとひと安心といったところか。