初のフルアルバムのリリースが間近
人気お笑い芸人のブルゾンちえみのネタで楽曲「ダーティ・ワーク」が使用され、2017年は日本で大活躍だったオースティン・マホーン。
年末のNHK紅白歌合戦への出演内定がウワサされ、11月末には新CMに起用される人気ブランド、サマンサ・タバサ(Samantha Thavasa)のイベントに出席するため今年5度目となる来日も予定されている彼が、最新アルバムのリリースについてコメントした。
日本では今年10月に日本特別版アルバム『ダーティー・ワーク・ザ・アルバム』をリリースしているものの、じつは、意外にも、海外ではこれまで正式なフルアルバムはリリースしていない(※)オースティン。
※2014年に『ザ・シークレット』をリリースしているが、こちらはEP盤とされている。
そんな彼が、先週末に登場した人気アクセサリーブランド、フォッシル(Fossil)のホリデーシーズン記念イベントで、自身初となるフルアルバムのレコーディングの真っ最中であることを明かした。
「今、スタジオで初めてのフルアルバムのレコーディングをしてるんだ。ものすごくワクワクしてるよ」と米People誌に嬉しそうに語ったオースティンは、「まだ正確な発売日は決まってないけど、年末か年始にはリリースできたらいいなと思ってる。幸運を祈るって感じだね。タイトルもまだ決まってないんだ。どの曲を収録しようか迷ってるところ。それによってタイトルも決めることになるかな」と目を輝かせていた。
「これまでとは違う一面見せる」
さらに、作詞作曲にも挑戦しているというオースティンは、収録曲数はそこまで多くなく8曲くらいになるだろうと予測。
「これまで発表してきた曲はノリノリのアップビートな曲が多かったけど、今回のアルバムではちょっとスローダウンした感情のこもった曲も増えると思う。自分の弱さや脆さなんかも表現したりしてね。もう少し落ち着いた、これまでとは違うスタイルの曲も収録して変化をつける予定だよ」と、次作には、11月10日リリースした新曲「セイ・ハーイ」も含め、ダンスチューンが多かった今までとは、ひと味違うしっとりとした曲調のトラックも含まれることを明かしている。
オースティンは、インスピレーションの源となった作品として、シンガーのジャスティン・ティンバーレイクのアルバム『ジャスティファイド』(2002年)やドレイクのアルバム『テイクケア』(2011年)などを挙げている。
「ダーティー・ワーク」が日本で大ヒットし、来年5月には東京、名古屋、大阪、福岡と4都市を巡るライブツアーも予定されているオースティン。
洋楽好きのみならずお茶の間までその人気を拡大している彼が、意気揚々とレコーディングに励んでいる最新アルバムで、一体どんな表情を見せてくれるのか、今から期待大!