イラン出身の重量挙げ選手であるキアヌーシュ・ロスタミが、自身がオリンピックで獲得した金メダルをオークションにかけると発表した。

 先日イランとイラクの国境地帯で発生した今年最大規模の被害を出したとも言われる地震。CNNによると死亡者は445人以上で7,000人以上がケガをしていると伝えられており、まだまだ犠牲者が増える可能性もある。

画像1: イラン出身オリンピック選手、祖国地震のために金メダルをオークションに

 そんななか、2016年に行われたリオ五輪に出場し、重量挙げで金メダルを獲得したキアヌーシュ・ロスタミが、金メダルをオークションにかけると自身のインスタグラムを通して発表した。

 キアヌーシュは、自身が金メダルを取ったときの写真と一緒に、「私はリオ五輪で獲得した金メンダルを返還します。金メダルは、実際にはみんな(イラン国民)のものだからです。私は金メダルをオークションに出します。その収益は、地震で被害にあった人たちに使われます」とコメントした。

画像2: イラン出身オリンピック選手、祖国地震のために金メダルをオークションに

 ちなみにキアヌーシュは、すでに何人かのアスリートたちとタッグを組み、暖かい布団や服、そして水などの支援物資も用意している。

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