ジャスティン・ビーバーのコンサートでテロ事件を計画していた少年が有罪判決を受けたことが明らかになった。

大勢の人が集まるコンサートが標的に

 誰もが知る世界的有名シンガーのジャスティン・ビーバーのコンサートが、テロの標的にされていたことがわかった。

 英The Guardian誌によると、有罪判決が下されたイギリス・・ウェールズ出身の17歳の少年は、カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで今年6月30日に開催されたコンサートでのテロを計画。

画像: 大勢の人が集まるコンサートが標的に

 インターネットで同公演のセキュリティ状況の詳細を検索した記録が残っていたほか、家宅捜索の際に発見されたリュックサックの中には釘抜き用の金づちや包丁、さらに自爆テロを行う予定だったのか「殉教の手紙」が用意されていたという。

 ちなみに、その「殉教の手紙」のなかで少年は自身が過激派組織のイスラム国の戦闘員であることを名乗っていたほか、手紙には信仰のためなら命を絶つといったことも記されていた。

 ただし警察などの取り調べで少年はテロ計画を含む4つの罪状について否認。実際にはイスラム教を信仰しておらず、ただ「イスラム国に関心があっただけ」と供述しているという。

 有罪は確定しているが、最終的な量刑が言い渡されるのは来年の1月とのことだ。

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