あるボディビルダーの女性が、たんぱく質の摂りすぎとある疾患が原因で命を落とした。

 25歳で2児の母でもあるメーガン・ヘフォードは、ボディビルダーの大会に備えていた。そんなメーガンがある日、自宅のアパートで意識不明の状態で発見された。

画像: ©instagram/meeganheff

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 メーガンは亡くなる前、プロテインシェイク、ビタミンのサプリメントやたんぱく質が豊富な食べ物のみとストイックな食生活を送っていた。亡くなった当時は、決定的な死因が分からなかった。

 しかし後に、メーガンは尿素サイクル異常症という疾患を持っていたことが発覚。尿素サイクル異常症というのは、8,500人に1人がかかるという珍しい病気で、治療せずにそのままにしておくと、血液の中のアンモニアが溜まっていき、結果脳損傷や昏睡状態、命の危険に繋がるとも言われている。

画像: トレーニング中のメーガン。©instagram/meeganheff

トレーニング中のメーガン。©instagram/meeganheff

 タンパク質は分解される時にアンモニアが発生し、それが尿意になって排泄される。メーガンは大量にタンパク質を摂取していたため、体の中でアンモニアが上手く消化できずに溜まっていってしまったことが原因に。

 メーガンの母ミシェルはPOPSUGARのインタビューで、「メーガンには、やりすぎたから少し休みなさいといつも伝えていました」と明かし、メーガンに起こった悲劇を伝えることで、このようなことが他の人に二度と起こらないように願っていると話した。

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