現地時間の12月8日(金)、英ロンドン市内で行われたパレスチナ系の人々によるデモ行進。ドナルド・トランプ米大統領がイスラエルの首都にエルサレムを認定(※)したことに対する抗議活動のために行われたデモだったのだが、そのなかにひと際目立つ美女の姿が…。
※エルサレムはイスラエルとパレスチナの両国にとって、宗教的な聖地であり、これまでその位置付けをめぐって激しく対立してきた。
と思ってよく見たら、今年最も多くの雑誌の表紙を飾った人気モデルのベラ・ハディッド(21)ではないか!
でもなぜ彼女がこのデモに?
実はベラの父モハメド・ハディッドはパレスチナにルーツを持つ移民。そんな彼女にとって、イスラエルの首都問題は他人事ではないのだ。
トランプ大統領の「エルサレム首都宣言」が大きく話題になった時には、自身のインスタグラムで「パレスチナ人に対する扱いは不当すぎます。(中略)私はパレスチナの人々のために立ち上がります」と長文のコメントを発表していた。
この日、ロンドンで高級時計ブランド「タグホイヤー」の旗艦店のオープニングセレブレーションに出席していたベラは、車で帰る途中にたまたまこのデモ行進に遭遇。
進路を阻まれてしまたことをきっかけに車を降りると、ほんの数分だけではあったが、人々と一緒に拳を突き上げて抗議の声を上げたという。