大御所ロック・シンガーのレニー・クラヴィッツが過去のあの「ポロリ事件」について語った。

伝説の「局部ポロリ事件」を振り返る

 2015年8月にスウェーデンのストックホルムで行われた自身のツアー公演中に、履いていたレザーパンツの股の部分が破れ、局部が飛び出すというハプニングに見舞われたレニー・クラヴィッツ。

 その様子が収められた動画がネット上に流出すると、瞬く間に拡散されて驚異の再生回数をたたき出すことに。

 SNS上で「#ペニスゲート(Penis Gate)」というハッシュタグまで誕生し、伝説と化したあの事件について、普段は無口なレニーが重い口を開いた。

今でも「ノーパン」

 トレードマークともなっているレザーパンツをカッコよく着こなすために、普段から下着をつけていなかったことが原因で起こってしまった不運な事故だったが、最近行われた男性向けオンライン・ファッションマガジンMr. Porterとのインタビューで、事件後は下着を着けるようになったのかと質問されたレニーは、「今、下着を履いているかって? ノーだよ」と堂々のノーパン宣言。

 続けて、「だから、あんな事故が起きちまうんだよな。でも、俺が破ったんじゃないぜ。ズボンが勝手に裂けたんだ」とクールに語った。

 さらに、8月にもかかわらず、少し冷え込んだ事件当日を思い出し、「まあ、スウェーデンはちょっと寒かったな。もしあんなことが起こるって知ってたら、事前にちょっと温めておけばよかったぜ」と自虐ジョークまでサービス。

画像: 今でも「ノーパン」


 当時、大勢の観客たちが見守るステージで局部が飛び出すというアクシデントに見舞われたレニーは、一旦は舞台袖にはけながらも、またすぐにステージに戻り、「みんな、待たせてごめんな。ズボンが破れたんだ」と謝罪。その後何事もなかったかのようにライブを続行するという冷静さを見せていた。

 下手をしたらトラウマになってしまいそうな出来事だが、そこは大スターのレニー。あれくらいでは、彼が自分らしいオシャレを貫くためのポリシーを曲げるキッカケにはならなかったようだ。

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