娘からのXmasギフトに母が涙
母親に連れられて出演した、アメリカのお悩み相談番組『ドクター・フィル』で見せた暴言&悪態をつきまくる不良ぶりがきっかけで、その名を全米に轟かせた「14歳の不良少女」ことダニエル・ブレゴリ。
そんな彼女が、これまで色々と苦労をかけてきた母親のために「家のローンを完済する」という方法で恩返しをした。
クリスマス当日、手書きのメッセージが綴られたクリスマスカードを母親に手渡したダニエル。そこには「ありがとう」という感謝の言葉とともに、残りの家のローンを支払うための小切手が同封されていた。その額なんと約670万円!
これまでダニエルの数々の悪行に頭を抱えてきた母親も、このダニエルの行動に感動したようで、小切手を見つけた瞬間「本気なの?」と涙を見せていた。
実は逮捕歴アリの前科者
『ドクター・フィル』に出演した際、観客から罵声を浴びたダニエルが激怒して口にした「キャッシュ・ミー・アウト・サイド」という、相手を挑発する意味の独特のスラングがネットを中心に大流行。その後、グッズ販売や広告収入で億万長者に成り上がった彼女は、「バッド・ベイビー」の名でラッパーとしてデビューも果たすなど、不良であることを逆手にとって知名度を上げた。
しかし、その一方で重窃盗罪、マリファナ所持、警察への虚偽報告を含む計4つの罪で有罪判決を受けるなど、トラブルが絶えず。しかもそのなかには、実の母親の車とバッグを盗んだことと、洗面所に粉砂糖をばらまき、「母親がヘロインを所持している」と薬物所持を偽ったことも含まれていた。
裁判での判決が下されて以降も、我が道を進み続けているダニエル。本人に更生の意志があるかはわからないが、ひとまず今回の心温まるプレゼントが破たんしかけていた母親との関係修復につながったことを願う。