『マイベストフレンド』
何十年と大親友だったジェスとミリーは、お互いパートナーも持ち、順調な生活を送っていた。ところが突然、ミリーに乳がんが見つかり、それと同時にジェスには待望の子供ができる。ジェスは子供のことを隠しながらもミリーの闘病生活を優しく、時に厳しく支えていく。
「ピンクリボン運動」という乳がんの早期発見を呼びかけている団体が協力している作品でもあり、重い作品かと思いきや笑えたりほっこりするシーンも。涙なしでは見られない今作は、どんなことがあってもここぞという時に必要なのはやっぱり親友だと思わせてくれる。
『テルマ&ルイーズ』
さまざまな映画のセリフでも引用されることが多い映画『テルマ&ルイーズ』。性格が正反対だけど親友同士の主婦のテルマとウェイトレスのルイーズが、週末ドライブ旅行に出発。しかし、旅の途中である事件が起こり、それがきっかけに逃避行することに。だんだんと自分らしさを見つけて自己を解放していく過程は、現在のフェミニストの波を感じさせる。
90年代らしいテルマとルイーズのオシャレなファッションや、当時まだ無名だった若き頃のブラッド・ピットの姿にも注目。衝撃的なラストシーンは賛否両論を呼んだ。
『ブライダル・ウォーズ』
子供のころから親友だったリブとエマ。お互い同じ時期に婚約するも、結婚式の日取りと場所が重なってしまい、それがきっかけで険悪ムードに。周りを巻き込んでの喧嘩をコメディチックに描いていく。
2人が着るアン・ハサウェイとケイト・ハドソンが着るヴェラ・ウォンのウェディングドレスも見どころの1つ。どんなに喧嘩しても、やっぱり親友は一生の宝物。
『少女が大人に変わる夏』
オルセン姉妹の姉エリザベス・オルセンと、ダコタ・ファニングが親友を演じた『少女が大人に変わる夏』は、親友の2人が少女から大人に成長していく過程を描く青春恋愛映画。高校最後の夏休みにミステリアスな青年と出会ったリリーとジェリーは、お互いが彼に惹かれていく。しかし彼が興味を持ったのはリリーだった…。
譲りたくない恋も、失いたくない親友もいる。甘くてほろ苦く、誰もが「私だったら…」と思わず考えてしまう映画。エリザベス演じるジェリーのオシャレなファッションにも注目!
『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
全米で大ヒットし、セレブの間でも「最近笑った映画」に名前があげる人気コメディ。仕事も恋愛も上手くいかない主人公アニーは、親友が婚約して、ブライズメイドを務めることに。どうしてもそりが合わない他のブライズメイドたちといがみ合いながらも、なんとか結婚式を成功させようとするけれど…。
女同士ならではのマウンティングや、友達を取られるんじゃないかという嫉妬なども絶妙に描かれており、「あるある!」と思わず共感してしまうシーンも。
『アップタウン・ガールズ』
女の友情といっても、大人と子供の友情を描いた映画もある。32歳で急死した今は亡きブリタニー・マーフィーが演じる天真爛漫森モリーは、ひょんなことから当時8歳だったダコタ・ファニングが演じる生意気な子供レイのベビーシッターになることに。最初は対立するものの、だんだんと友情を育んでいく。
ガーリーなモリーのファッションは見ているだけでワクワクするものばかり。天才子役として注目を集めていたダコタもキュート!