13歳のころにサマーキャンプに参加したケヴィン。その時、ケヴィンが今までのどの女の子よりも可愛いと思った女の子がいた。その子こそ、後の命の恩人となるブレイク。
仲良くなった2人は、別れ際に連絡先を交換し、その後も交流を続けていた。
しかし、年齢を重ねるごとに連絡は途絶えるように。そんな2人が高校生になったある日、これからの2人の運命を左右する出来事が起こった。
ケヴィンは、重いうつ病を抱えており、自殺することを決意し遺書まで用意していた。だがケヴィンが自殺をしようとした5秒~10秒前に携帯電話に着信が。
番号を見ても知らない番号で、相手がわからなかったが電話に出ることに。
電話をとると、なんとその相手は連絡が途絶えたブレイクだった。
まさか自殺をする寸前だとは知る由もないブレイクは、「なぜだかケヴィンに電話をしなければならない」と思い電話をかけたと言う。
その電話でケヴィンは、久しぶりに話したブレイクに自殺をする寸前だったことなど、気がつけば今までのことを全て話していた。
その後、彼女とは明日も電話することを約束して電話を切ることに。その夜、ケヴィンは10年後ブレイクにプロポーズをすると紙に書き誓った。
その後2人は交際に発展。それから数年後、ケヴィンはスイスでブレイクにプロポーズし、自殺を留まった夜に紙に書き留めた通り結婚を果たした。
現在結婚1周年を迎えた2人。あの瞬間ブレイクがケヴィンに電話をしなければ、彼は命を絶っておりこんな幸せな未来は待っていなかった。
運命とはまさにこのことなのかもしれない。