あの巨匠の映画作品に出演したことで炎上
元恋人でシンガーのジャスティン・ビーバーと復縁したことがきっかけで、母娘の仲に亀裂が生じていることが報じられているシンガーのセレーナ・ゴメスと母親のマンディ・ティーフェイ。
そんななか、またしてもマンディがセレーナに対して否定的な発言をして話題になっている。
事の発端は、セレーナが巨匠ウディ・アレン監督の新作映画『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク(原題)』に出演したことにある。知っている人も多いと思うが、ウディには養女への性的虐待疑惑が浮上した過去があり、セクハラ撲滅の動きが強まる今ハリウッドで批判の矛先となっている。
そんな疑惑の人物が制作した映画に出演したセレーナを快く思わなかったファンが、「映画に出演したことを謝罪してほしい」とセレーナに要求。それに対し、彼女の母であるマンディがこう返答した。
「ごめんなさい、でもセレーナがやりたくないことを彼女にさせることは無理なの。ウディと仕事をする前に彼女とずいぶんと長いこと話し合ったけど、響かなかったみたい。彼女のチームの人間は素晴らしい人たちばかりよ。誰も彼女をコントロールしようとしたりしない。すべての決断は彼女が決めたことよ。私たちがどんなに頑張って説得しようとしても無駄。聞く耳を持たないの」
全力で娘をかばうかと思いきや、「彼女が決めたこと」と冷たく言い放ったマンディ。「説得しても聞く耳を持たなかった」と、娘の行動を遠回しに批判した。
出演料をはるかに超える額を寄付
現在のところ、マンディの発言に対してセレーナはコメントを返していないが、米People誌によると同映画の出演料をはるかに上回る金額をセクハラや性的暴行の被害者を支援する複数の団体に寄付することで、彼女なりの誠意を示した模様。
ちなみにこの動きは同映画のほかの出演者のあいだにも広がっており、俳優のティモシー・シャラメや女優のレベッカ・ホールも先週末に出演料をすべて寄付することをファンに報告していた。