事件から3年後の逮捕劇
今から3年前になる2015年、当時18歳のブリトニー・ガーゴルが息を引き取った状態で道路上で発見された。その後の鑑定で絞殺だということが発覚したが、捜査は思ったように進展せず難航。それでも警察は3年間、諦めずに捜査を続けてきた。
そんななか、事件から3年を経て犯人として逮捕。逮捕されたのは、カナダに住む21歳のローズ・アントニー。ローズはブリトニーと親友だったという。
事件解決につながった1枚の写真
ブリトニー殺害事件の解決へとつながったのは、加害者であるローズがFacebookに投稿した1枚の写真だった。その写真とはローズとブリトニーが写ったなんの変哲もないセルフィー。この写真は、ブリトニーが死体で見つかる数時間前に投稿されていた。
この写真から一体何が分かったというのか。じつは、ローズが着けているこのゴールドのチェーンネックレスは、ブリトニーの死体の側に落ちていたことが確認されたのだ。そのため、この写真がきっかけでローズを起訴することができたという。
その後ローズは、ブリトニー殺害を認めた。数時間前と思われるこの写真では仲が良さそうに見える2人に何があったのかが気になるところだが、ローズの供述によると当日お酒を飲んでいた2人は激しい口論になってブリトニーを殺してしまったのだという。しかし、殺害したこと自体は覚えていないと話している。
今は誰もがSNSにセルフィーやさまざまな写真を投稿する時代。そんな時代を反映する事件解決となった。(フロントロウ編集部)