火事が起こっている建物の3階から落とされる子供を、見事地上でキャッチする消防士の動画が注目されている。(フロントロウ編集部)
一刻を争う火事現場で勇気ある行動
アメリカのデカルブで先日、建物内で火事が起こり地元の消防隊が駆けつけた。そこにいた隊員の1人の胸についていたカメラが、建物に残っていた人たちの救出の最中に起きたある出来事をとらえ、その動画がネットで拡散されている。
人命を助けるため、一刻を争う火事現場。カメラをつけた消防士の様子からも、その緊張感がヒシヒシと伝わってくる。怒号が飛んだりと物々しい雰囲気のなか、ある男性がはしごを使っておりてきた。そして男性が片手に抱えていたのは、なんと子供。
その男性は片手にかかえた子供をなんと3階の高さからそのまま地上に投げ、下でかまえていた消防士が見事キャッチ!
じつは子供を投げた男性は、子供の父親。子供を抱える父親の目の前まで火の気が迫っており、少しでも早く火から子供を遠ざけようと、下にいる消防士を信用して投げたと考えられる。この子供はまだ赤ちゃんで、無傷で助かったという。
この動画は瞬く間に拡散され、見事子供をキャッチした消防士に対して「すごい!」との声が集まりながらも、改めて命をかけて人命を救う消防士の姿に称賛の声があがっている。
その動画はこちら。50秒あたりからキャッチの瞬間が見られる。