オスカー4部門ノミネートの話題作
80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた話題作『君の名前で僕を呼んで』。
オスカー前哨戦の賞レースに彗星のごとく現れると多数の賞を獲得し、第90回アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされた話題作が、4月27日(金)より日本公開する。
2人の青年の恋を描く
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。
オリヴァーに思いを寄せる17歳の青年エリオの生涯忘れられない初恋を描いた本作は、昨年11に全米公開されると、老若男女、誰もが胸の中にある柔らかな場所を思い出すような、まばゆい傑作と絶賛された。
主演のエリオ役を演じるのは、初主演にしてオスカー主演男優賞最年少も期待される新星ティモシー・シャラメ。エリオが思いを寄せるオリヴァー役を、長身の整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが演じる。
脚本には、オスカー脚色賞にノミネートされ、受賞すれば最年長受賞となる現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。監督は『ミラノ、愛に生きる』のイタリア出身のルカ・グァダニーノ。
主演、助演すべての俳優たちの見事なアンサンブルと、美しく深いシナリオでその才能を花開かせた映画『君の名前で僕を呼んで』は、二度と訪れない時間の中で経験するひと夏の恋の痛みと喜びを感じさせる。
『君の名前で僕を呼んで』
4月27日(金)TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
©Frenesy, La Cinefacture