スノボ選手なのにスキー競技で金メダル獲得
本職はスノーボーダーなのに平昌五輪のアルペンスキー、女子スーパー大回転で金メダルを獲得したチェコ人選手のエステル・レデツカ。
「スノボとスキー、両方できる人がいたっていいじゃない」という理由で、とくに本気でメダルを獲りにいくつもりはなく、楽しむことだけを目的に今回のオリンピックに参加したという彼女。ところが、借り物のスキー板を装着して滑走したにもかかわらず、まさかの金メダルを獲得。
メダル争いに絡んでくるとはまったく予想されていなかった彼女の、ダークホースすぎる活躍に、母国をはじめ世界中のメディアがエステルを“雪上の奇跡”と称賛している。
ゴーグルをつけたまま記者会見
そんなエステルに対し、世の女性たちから「親近感が湧く」との声が寄せられている。
前人未踏の快挙を成し遂げた彼女に対して、「親近感が湧く」とは一体どういうことかと思いきや、その背景には、彼女がスノーゴーグルをつけたまま記者会見に出席した際の驚きの言い訳が。
会見中ずっとゴーグルを装着し、一向に外す気配がなかったエステルに対し、ある記者が、なぜゴーグルを着けたままなのかを質問。すると彼女は、「ほかの女性選手たちと比べて準備が整っていなかったから。すっぴんなんです」と回答した。
みんなは化粧をしているのに、自分だけしていないという不本意な状況の下、ゴーグル着用を貫いて全世界への“すっぴんバレ”を免れたエステル。
一部では「公式記者会見なのに無礼だ」との意見もあるが、何としてでも素顔を見られたくないという22歳の彼女の頑なな乙女心には、「共感できる」という女性たちの声が相次いでいる。