イタリアの老舗ブランドであるグッチ(GUCCI)の2018秋冬コレクションのショーが、21日(水)に行われた。2015年からアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任してから、つねに斜め上の毒々しさを感じるデザインで進化を続けるグッチが、最新コレクションでまたファンを驚かせる演出を行った。
招待状は、なんと時限爆弾を思わせるデザインのもので、カウントダウンが始まるという、凝りに凝ったデザイン。
テーマは「サイボーグ」だという今回のコレクション会場は、なんとオペ室という斬新なアイディアで、会場は異様な空気に包まれていた。
生首やドラゴンが登場
その話題のコレクションのランウェイに登場したモデルは、自身の生首を持っていたり、赤ちゃんのドラゴンやカメレオン、ヘビを持っていたりと、ぶっ飛びまくり。
さらには、覆面を被ったモデルや、日本の少女漫画をイメージしたニットも登場した。
生首はモデルより高い!?
ランウェイで自分の生首を持って歩いたモデルのウニア・パホモワは、この生首について多くの質問をもらったようで、「この生首は本物の私よりも高いわ」とコメント。ウニアのキャスティング費用よりも、この生首を作る費用の方が高いことを明かした。
これには、「怖すぎる」と戸惑う人もいるけれど、あっと驚く個性が強い世界観が今回も多くの人々を魅了した。