17歳の頃のデモテープが公開
エイミー・ワインハウスといえば、自身のアルコール中毒症について歌った「リハブ」が、グラミー賞主要3部門に輝くなど、確かな歌唱力とともに、アルコール中毒、薬物中毒、摂食障害を抱えたその壮絶な人生にも注目が集まっていた歌姫。
2011年に、アルコールの過剰摂取が原因で亡くなってしまったエイミー。そんな彼女が17歳の時に収録した、今まで世に出ることがなかった1本のデモテープを、かつてのプロデューサーであるジル・カンが発掘。
デビュー当時から第一線を走り続け、亡くなった今でも愛されるエイミーを応援し続けたファンのために、ジルがそのデモテープを公開した。
才能に溢れたエイミーの歌声を公開するにあたり、ジルは当時17歳のエイミーが、お尻の部分に黒のマーカーで「シナトラ(※)は神」(※フランク・シナトラ)と描かれたジーンズを履いてスタジオにやってきたことなどをCamden New Journal紙に語り、当時の出来事を振り返った。
エイミーのデビューアルバム『フランク』のリリースより、約2年も前に録音されたこのデモテープは、「オン・マイ・ウェイ」というタイトルの楽曲で、ブレイクする前のエイミーをレーベルに勧誘するためにジルたちが作ったオリジナルソング。
その唯一無二な歌声で、デビュー前からジルたちを圧倒させていたエイミー。
今回公開された楽曲では、プロデューサー陣をうならせた当時の歌声を聞くことができる。