世界各国のファッションウィークに不在
2017年の「世界で最も稼ぐモデル」ランキングで堂々の1位に輝いたケンダル・ジェンナー。人気ブランドのランウェイに引く手あまたで、前シーズンまでは世界各国の数々のブランドのショーに登場していた彼女だけれど、2018年秋冬コレクションのランウェイには何故か不在…。
ニューヨーク・ファッションウィーク初日に行われた、自身がアンバサダーを務めるスポーツブランド、アディダスと女性デザイナーのダニエル・カタリとのコラボコレクション「Adidas Originals by Daniëlle Cathari(アディダス・オリジナルス・バイ・ダニエル・カタリ)」のプレゼンには顔を出したものの、それ以降、現在まで彼女がランウェイを歩くことはなかった。
ランウェイに登場せず、何をしていた?
いつもならば慌ただしくファッションショーをはしごしているケンダルが、ファッションウィークに参加しない代わりに、まず足を運んでいたのは、ユタ州のスキーリゾート。カーダシアン家の姉たちとともに、スノーボードを楽しむ姿が目撃されていた。
「Time off(休暇)」とコメントが添えられた動画では、スノボの腕前を披露。
そのほかの時間は、自宅のあるカリフォルニアに戻り、姉のコートニー・カーダシアンとディナーに出かけたり、NBAのオールスターゲームを観戦したり、カーダシアン家の家族と一緒にアメリカ版『クイズ100人に聞きました』である人気番組の『ファミリー・フュード』に出演するなど、リラックスした日常を過ごしていた。
ファッションウィークを欠場した理由
ケンダルが突然ファッションウィークから姿を消したのには、とくに表立った理由があるわけではなく、彼女の関係者は、米People誌に「彼女には今年、ほかの仕事の契約があったのです」と証言。
別の人物は「ケンダルはいつも、ギリギリになってからどのショーのランウェイを歩くかを決めます。ギャラや気分によって決めています」と話しており、また別の関係者は「2017年はノンストップで働いたため、ちょっとした休暇を挟みたかったようです」とも話している。
現在のように大ブレイクする以前は、カーダシアン家のネームバリューを利用するのではなく、ほかの新人モデルたちと同じように、ファッションウィーク前にはたくさんのブランドのキャスティング・オーディションに自ら足を運んでコツコツと仕事を勝ち取ってきたケンダル。
「世界で最も稼ぐモデル」の称号を手にした今、これまでがむしゃらに働き続けてきた自分へのご褒美として、少し呼吸を置くための小休止を取っていたのかもしれない。
しかし、今週からはフランス・パリでのファッションウィークがスタート。シャネル(Chanel)、バルマン(Balmain)、Givenchy(ジバンシィ)など、これまでケンダルがデザイナーと個人的に親交を深めて来た注目ブランドのショーも行われるだけに、もしかしたら彼女がこれらのブランドのランウェイに登場する可能性もゼロではない。