日本時間3月5日に行われた第90回アカデミー賞授賞式。授賞式には出席していないものの、エマ・ワトソンは多くのセレブたちが出席するVanity Fair誌主催のアフターパーティに出席。
そんな華やかな場にエマが選んだのは、ラルフ・ローレンの美しいブラックドレス。そして、この日のスタイルでもっとも注目されたのはエマの右腕。タトゥーシールを貼ったその腕に大きく書かれていたのは、「Time’s Up」の文字。エマは、セクハラ撲滅を訴える運動「Time’s Up」の文字を腕に記して登場した。
今年のアカデミー賞では「Time’s Up」運動はお休み
今年1月に行われたゴールデン・グローブ賞では、セクハラ抗議のためにセレブが黒ドレスを着用する「Time’s Up」運動が行われ話題になったけれど、今回のアカデミー賞授賞式ではその運動は行われず、それぞれがカラフルなドレスで登場。
この運動のリーダーでもあるエイヴァ・デュヴァーネイは、「私たちはアワード授賞式の抗議グループではありません。なので今回は行いません」とコメントを発表していた。
そんななかでエマが選んだドレスは黒。そして、「Time’s Up」の文字を大きく主張する形でアフターパーティに参加した。セクハラ問題以前から、女性の地位向上のためにさまざまな運動を行ってきたエマは、この日も抗議運動を行い、この問題を絶対に風化させない強い意志を表明。
また、エマが着用したアイテムなどを紹介するオフィシャルインスタグラムでも、この日のスタイルを紹介したコメントの最後は「#Time’s Up」の言葉で締めくくられた。