ショービジネスを築いた伝説のエンターテイナー、P.T.バーナムの半生をヒュー・ジャックマンが主演で映画化した『グレイテスト・ショーマン』は、日本でも大ヒットを飛ばしており、サウンドトラックもオリコンで総合1位を叩き出すなど、社会現象にもなりつつある大人気作。
先日行われた第90回アカデミー賞でも、レティを演じたキアラ・セトルが歌曲賞にノミネートされた「This Is Me」を熱唱し、会場からスタンディングオーベーションが贈られ、感動の渦に巻き込んだ。
もともとはブロードウェイでミュージカルキャストとして経験を積んできたキアラは、劇中でヒゲを生やしたレティという女性を演じている。そんなレティが力強く「これが私」と劇中歌の「ディス・イズ・ミー」を歌うシーンに心動かされた人はたくさんいるはず。
初めて歌った様子を公開
そんなキアラが、まだ撮影を始める前に公開稽古で「ディス・イズ・ミー」を初めて歌った時の動画が公開された。その動画には、はじめは1人で歌っているキアラも、だんだんとバックコーラスの人たちも加わり、踊りながら全員が一体になっていく様子が映されている。
そこには、主演のヒューやほかのキャストも側で見守っており、キアラの歌唱力と表現力に感動。途中でキアラがヒューの手を握り締めるシーンがあるけれど、、そんなキアラにヒューも優しく応え、2人で手を握るシーンは思わず鳥肌が立ってしまう。
この「ディス・イズ・ミー」は、自分に自信がなく殻に閉じこもっている人たちが、殻を打ち破り「勇気がある/傷もある/ありのままでいる」と歌い、自分を受け入れるという曲。そんな曲を心の底から全身全霊で歌ったキアラの姿は、映画を観ても観ていなくても、多くの人の心に響き、音楽の持っている力を見せてくれるものだった。
そんなキアラが初めてマイクの前で歌った「ディス・イズ・ミー」の様子はコチラから。