「お願いだから肌の色を変えないで」
アカデミー賞のアフターパーティにやってきたパリス・ジャクソンは、鮮やかなライトグリーンが美しいヴェルサーチのドレスを着用。このパリスが『ピーター・パン』に出てくるティンカー・ベルに似ていると絶賛された。
しかし、この時の写真について、パリスが一部のファンに向けて苦情のメッセージをツイッターに投稿した。
パリスが訴えたのは、肌の色を画像加工で変えることについて。
「みんなが私のために色んな加工をしてくれてすごくありがたいし、1枚1枚見ていて楽しいわ。でもお願いだから、肌の色を明るくして白人っぽくしたり、暗くして多人種っぽくしたりしないでほしい。私は私。自分のルックスは私がよくわかっているし、やっと満足しているの…」
パリスといえば、故マイケル・ジャクソンを父親に持つけれど、明るめの肌の色とブルーの瞳を持つことから本当の父親はマイケルではないのではという憶測も広がった。
しかしパリスは2017年に米ローリング・ストーン誌のインタビューで、「私のことを知らない人は白人と呼ぶ」「髪の毛をブロンドに染めているからフィンランド生まれみたいに見えるかもしれないけど、私の肌はライトスキン(※)なの」と、自分の肌の色についての思いを語っていた。
※肌の色が薄い有色人種のこと
見た目だけで人種を勘違いされることについて悩むことがあったパリスだからこそ、肌の色を変える加工はしないでほしいとファンへお願いした。