アジア系の血を引くイケメン王子
デンマーク女王マルグレーテ2世の次男ヨアキム王子と前妃アレクサンドラ・マンリーの長男であるニコライ王子。王位継承順位7番目となる彼は、すらりとした長身と爽やかかつ甘いマスクで海外の王室ファンたちを魅了。
イギリス人と中国人のハーフである香港出身の母親のオリエンタルな美貌を受け継ぎ、幼い頃からアジア系の血を引く「美しすぎる王子」として注目を集めてきた。
幼い頃のニコライ王子。母アレクサンドラ元妃と弟のフェリックス王子、父のヨアキム王子と。
元民間人の母のアレクサンドラ元妃は、1995年に父ヨアキム王子と結婚。当時、ヨーロッパで初めてアジア系にルーツを持つ女性がプリンセスとして迎えられたとして話題に。長男ニコライ王子と次男フェリックス王子をもうけたが2005年に離婚している。
ヨアキム王子は2008年にフランス人のマリー妃と再婚。2人の間にはヘンリック王子とアテナ王女が誕生している。アレクサンドラ元妃とロイヤルファミリーの関係は良好で、現在でも公務に一緒に登場することも。
大手モデル事務所と契約、早くもランウェイデビュー
そんなニコライ王子が、デンマーク国内の有名モデル事務所スクープ・モデルズと契約し、モデルデビュー。2月末、同事務所が公式インスタグラム・アカウントを通じてニコライ王子と所属契約を結んだことを発表した。
この正式発表の10日ほど前にはロンドン・ファッションウィーク中に行われた老舗ブランド、バーバリー（Burberry）の2018秋冬コレクションのランウェイに登場。モデルとしてのキャリアの華々しいスタートを切った。
Burberryのランウェイより。
両親がキャリアを応援
王族ながら、じつは、両親からは学費以外の経済的サポートは受けていないというニコライ王子。彼がモデルとして活動することには、父のヨアキム王子も母のアレクサンドラ元妃も賛成しているという。
ヨアキム王子はデンマーク国内のメディアBilled Bladetに対し、ニコライ王子には王族としての責務に縛られて欲しくないとし、「ニコライに何かを強制するつもりはありません。彼の将来は彼自身の計画により進んでいくべきだと考えています」と語っており、彼の挑戦を応援している。
アジア系の血を引くだけあり、日本のジャニーズ事務所所属の男性アイドルや人気の「塩顔男子」を彷彿とさせるニコライ王子。今後どんな活躍を見せてくれるのか、期待が高まる！
