11歳の時に自身をレイプした加害者と結婚させられた女性が、約6年かけて米フロリダ州の児童婚に関する法改正を実現させた。

深刻化する児童婚問題

 つい先日、米フロリダ州で児童婚を全面的に禁止する法案が成立した。改正前の同州の法律では結婚年齢が16歳以上と定められているにもかかわらず、女性が妊娠している場合にかぎって年齢制限なしという、法的に児童婚ができる“落とし穴”があった。

 同州の調査結果では、2012年から2016年のあいだに結婚したカップルのうち、パートナーのうちどちらかが未成年だったカップルは1,828組で、そのなかには13歳が1人、14歳が7人、15歳が29人含まれていたという。

 これまで法の抜け穴をかいくぐって強制的に結婚させられた少女は数知れず、児童婚の法改正に向けて約6年前から州議会に働きかけていたシェリー・ジョンソンもその1人である。 

画像: 深刻化する児童婚問題

 9歳の時に牧師の補佐を務める男性にレイプされたシェリーは、10歳の時に男性の子を妊娠し出産。その後教会からの圧力もあり、実の母親と裁判所の承認を得てシェリーは11歳でレイプ加害者の男性と結婚をさせられた。

 男性との結婚生活から解放されるまでの数年間で5人の子供を出産したシェリーは、まともに学校に通う事もできず、のちに交際に発展した男性たちからも暴力を受けるなど、児童婚によって人生を狂わされた被害者だ。

 それから約47年の時を経て、ようやく児童婚を禁止する法案が成立するのを見届けたシェリーは、「心から幸せです。私にとってのゴールは子供たちを守ることです。だから今は目標を達成できた気分で満足しています」と、米Cosmpolitan誌に喜びと安堵の気持ちを語った。

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