マッチョ夫とぽっちゃり妻は不釣り合い？
ハワイ在住の女性ジェナ・カッチャーは、SNSやポッドキャストを通じて「どんな体型も美しく、みんな自分の体に自信を持つべき」という“ボディ・ポジティブ”なメッセージを発信している。
ぽっちゃり体形を味方につけたジェナの日々のコーディネートや水着姿、ナチュラルでハッピーオーラ溢れるライフスタイルなどを収めた写真は、世界中の女性たちからの共感を得ており、現在彼女のインスタグラム・フォロワー数が35万人以上にも上るほどの人気に。
そんな彼女の投稿の中でも、とくに人気が高いのは11年来の夫ドリューとのラブラブなツーショット写真の数々。
幸せいっぱいな様子のジェナとドリューだが、2人のツーショットは度々一部のSNSユーザーたちからの嫉妬の対象になることも…。
「マッチョ体形」と「ぽっちゃり体形」という真逆の体形の2人に対し、ジェナのもとには「あなたみたいな女性があんなイケメン夫と一緒になれるなんて信じられない」などと、わざわざDMを通じて意地の悪い言葉をぶつけてくる人々もいるという。
そんなやっかみに対し、ジェナはインスタグラムでこんな風に反撃した。
「確かに6つに割れた腹筋を持つ夫と比較して、自分の体形を卑下してしまうこともある。私みたいなぽっちゃり女子が本当に彼にふさわしいのかなって、自分には価値がないように感じてしまうことだってある」、「でも彼は私のふくよかな体の曲線やデコボコ、ニキビまでも愛してくれて、この10年間、どんなに私自身が自分を否定しても私は美しいんだと思い出させてくれた」、「私の太ももはこすれ合うし、腕だって太いし、お尻だってボコボコしてる。でも、彼にとっては私には、それ以上に愛する部分があって、私はそんな自分のすべてを受け入れてくれる男性を選んだっていうだけ」。
さらに、ジェナは「私という人間は体形だけでは定義されないし、彼だってそう。真実の愛はサイズなんて関係ないのよ」と人を愛することに体形は関係ないと強調。この彼女のメッセージは大きな反響を呼び、「理想のカップル」、「私はお似合いだと思う」、「素敵すぎる！」と世間からの応援コメントが押し寄せることに。
これがキッカケで多数海外メディアに取り上げられることとなった夫妻だが、ドリューは「僕らにとっては、ごく当たり前のことだから皆さんが騒いでいるのが不思議」、「愛に外見はまったく関係ないし、話題になってもならなくても、一緒に居られることに感謝し合って、もし、それが他人に良い影響を与えられるなら素晴らしいこと」と面食らった様子でコメントしていた。
