ディズニーチャンネルのオリジナルムービー『ディセンダント』シリーズで知名度を上げ、今ではティーンのカリスマとして爆発的人気を誇る注目女優のダヴ・キャメロン(22)。そんなダヴが、Stylecasterでのインタビューで、過去に拒食症に苦しめられていたことを明かした。
数日間も食べないことも
今まで公には話したことがなかったというダヴは、「たまに数日間何も食べないこともあったわ」と話し、「愛されるためには、ものすごく細くならなければいけないと思っていたから。出来る限り痩せなければ、大切にされないと思っていたの」と告白した。
さらにダヴは、自分だけでなくハリウッドで拒食症になる女性はたくさんいると明かし、「この業界での友人で、拒食症に悩まされていた人は何人も知っているわ。誰も言わないけど、それがハリウッドでは普通なの」と、なかなか語られることのないハリウッド業界での「完璧さ」を求められるプレッシャーについて開いた。
拒食症から抜け出せたきっかけは?
自分で自分を苦しめるという悪循環にかられていたダヴが、やっと拒食症から抜け出せるきっかけになったのは、同じく拒食症を抱えていたハリウッドでの知り合いが若いファンに健康的な体でいるためには、健康的な食事と運動だとアドバイスをしている姿を見たことだという。
実際には健康的な生活を送っていない彼女たちが、嘘をついて若い女の子たちにアドバイスをしている姿を見て、「本当に腹が立った。そんなのお手本なんかじゃない。だからその時、私は自分が小さいころなりたいと思っていたお手本の女性像になるって決めたのよ」と、そこでダヴは目が覚めて健康的な生活を送るようになったという。
「もし誰かが私のSNSの写真を見て、『前より太った』って言ったとしても、そんなの気にしないわ。私の人生の質や自由が何よりも大切だから」と、今は他の人の意見よりも自分を大切にしているダヴ。
たくさんの若い層がダヴをお手本にしているなか、ダヴは「若い女の子たちや彼女たちの母親が求めるロールモデルになろうと頑張っていた時よりも、自分自身に自信が芽生えた今の方が、より良いロールモデルになれたと思う」と話していた。