アメリカのある高校に通う女子生徒が、ブラジャーを着用せずに登校したところ教師から乳首に絆創膏(ばんそうこう)を貼るように指導されたとSNSで報告。物議を醸している。

 フロリダ州にあるブレイデン・リバー高校に通うリジー・マルティネスという17歳の少女は、ある日、胸元にロゴが入ったダークグレーのカルバン・クライン(Calvin Klein)の長袖シャツの下にブラジャーを着けずに登校。

 バストが透けるということはなかったものの、乳首の形が分かる状態だったことから、教師から「男子生徒たちの気が散る」として教室から出ていくよう告げられた。

画像: 学校の服装規則に反すると指導を受けたリジ―の服装。©Kari Knop/ Facebook

学校の服装規則に反すると指導を受けたリジ―の服装。©Kari Knop/ Facebook

 保健室へと送られたリジ―は、乳首にニップレス代わりに「×印」にバンドエイドを貼るよう命じられたという。

 さらに、保健室職員はリジ―が着ていたシャツの上にもう1枚シャツを重ね着させると、胸がどれだけ揺れるかを確かめるために、彼女に立ち上がってジャンプしてみるよう指示。辱めを受けたと感じたリジ―はトイレに駆け込み、恥ずかしさと悔しさのあまり思わず涙したという。

 これまでにも気分次第でノーブラで登校していたことがあったリジ―は、この日、ノーブラを理由に突然授業から追放されたことについてツイッターで言及。「私の学校では、(女の)私よりも男子生徒たちが教育を受けることのほうがずっと重要視されているみたい。自分の体を恥じるように教えられたわ」と学校の公式アカウントに向けてコメントした。

 すると学校側はすぐさまリジ―をブロック。娘が不当な扱いを受けたと感じたリジ―の母親は激怒し、「性差別的な行いだ」と学校側に直接抗議した。

 その後、何度も面談を重ねた結果、ついに学校側がリジ―への指導に誤りがあったと謝罪。校長がリジ―は乳首にバンドエイドを貼るよう指導されるべきではなかったと認めた。

 昨今、欧米では「女性だから」という理由で乳首対して過剰反応する風潮を変えようと、「フリー・ザ・ニップル(乳首を解放しよう)」というムーブメントが巻き起こっており、リジ―の一件を知った世間の人々からは、彼女が受けた扱いは不当だとの意見が多数噴出。彼女のもとには「私の学校でも同じようなことがあった」、「乳首を特別視するなんて古い考え方」、「リジ―、負けないで」と擁護のメッセージも寄せられている。

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