映画『オースティン・パワーズ』シリーズのミニ・ミー役でおなじみの俳優ヴァーン・トロイヤーが亡くなったことがわかった。

晩年は精神的な病と葛藤

 映画『オースティン・パワーズ』シリーズでミニ・ミー役を演じていた俳優のヴァーン・トロイヤーが、現地時間4月21日に死去したことを家族がSNSで発表した。49歳だった。

画像1: 晩年は精神的な病と葛藤

 ヴァーンが亡くなったことを受けて、『オースティン・パワーズ』シリーズで共演していた俳優のマイク・マイヤーズが公式声明文を発表。そのなかで、「ヴァーンは熟達した演技のプロで、光栄にも彼と共演することができた我々共演者を前向きな気持ちにしてくれる存在でした」と、その人柄を称えた。

画像2: 晩年は精神的な病と葛藤

 死因は公表されていないが、家族によるとヴァーンはここ数年「困難な時期」を過ごしていたといい、うつ病や自殺願望といった精神的な病と葛藤していたことを示唆。「うつ病や自殺願望はとても深刻な問題です。しかし、内側に秘めている葛藤は外から見えないものです。みなさん、どうか誰に対しても優しくしてください」と、ヴァーンの死を無駄にせぬようSNSを通じてメッセージを送った。

画像3: 晩年は精神的な病と葛藤

 ちなみに、ヴァーンは映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で、グリンゴッツ銀行で働く小鬼グリップフックを演じていたことでも知られる。

This article is a sponsored article by
''.