人気女優のハル・ベリーが、ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞を受賞した映画『キャットウーマン』について振り返った。

ラジー賞獲得も後悔なしの理由

 数多くの大ヒット映画に出演し、黒人女優としてはじめてアカデミー賞主演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた女優ハル・ベリー(51)。

 確かな演技力とその美貌を武器に、デビューから成功の道を外れることなくキャリアを重ねてきた。

 そんなオスカー女優であるハルが、アカデミー賞とは真逆のゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞を獲得し、ラジー賞受賞女優という醜態をさらしてしまった作品といえば、2004年後悔の映画『キャットウーマン』。

画像1: ラジー賞獲得も後悔なしの理由

 同作は、DCコミックスのバットマンに登場する人気キャラクターが原作であるにもかかわらず、ラジー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞の4部門を受賞してしまった大コケ作品。

 この作品によって、ハルはラジー賞受賞女優という嬉しくない肩書を手に入れてしまったけれど、この“名誉”を一切後悔していないのだそう。

 というのも、『キャットウーマン』への出演は、はじめから多くの人から反対されていたことだったといい、それでも当時のハルは他者のアドバイスに耳を傾けなかった。

 そして結果的に作品がヒットしなかったおかげで、ハルは自分の失敗から学ぶことができたと、2018マトリックス・アワードに出席した際に語った。

画像2: ラジー賞獲得も後悔なしの理由

「ほとんどの人にとっては失敗作だったかもしれないけど、私にとってはそんなことないの。だって、この作品に出演しなければ出会わなかった人たちに出会うことができたし、2つの武芸を学ぶことができた。そして、しないほうがいいことも学んだ。すべきことを学ぶのと同じくらい、しないほうがいい事を学ぶのは大切なことよ」

 そんなメッセージを残したハルは、最後にもう1つ酷評作品に出演したことを後悔していないリアルすぎる理由を語った。

「あと、この作品に出演してとんでもないくらいのお金を手に入れて人生が変わったわ」

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