4月20日（金）、滞在先であったオマーンで遺体で発見された人気DJのアヴィーチー。28歳という若すぎる死にファンや仲間のDJ、アーティストたちから追悼のコメントが寄せられていた。
そんななか、遺族がアヴィーチーの死に関する2つ目の声明を発表。そこには、アヴィーチーが生前さまざまなプレッシャーに押しつぶされそうになっていたこと、そして今回は自殺であったことをほのめかす内容が書かれていた。
私たちの愛したアヴィーチーは探求者であり、実在的な問いに対する答えを探す、壊れやすく芸術的な魂の持ち主でした。あまりにも完璧主義者であることから、世界中を旅するなかで心の中に平和を見つけることができずに、極度のストレスを抱えていました。ツアーを中止した時、生活の中で幸せでいること、そして彼のもっとも愛する音楽を作ることのバランスを築くことができました。物事の意味、人生、幸せについて考えることと闘っていました。しかしこれ以上続けることはできなかったのです。平和を見つけたかったのです
ティム（アヴィーチーの本名）はビジネスのための機械ではありません。彼はファンを愛し、スポットライトを避ける繊細な人でした。ティム、あなたは永遠に愛され、そして惜しまれるでしょう。あなたという人間と、あなたの音楽は永遠に人の心に残ります。あなたを愛しています。家族より
アヴィーチーは生前、アルコールの過度な摂取が原因の急性膵炎を抱えており、2016年にDJ活動から身を引いていた。アヴィーチーの遺族は1つ目の声明で、「私たちの息子、弟に関する温かいお言葉とサポートをありがとうございます。彼の音楽を愛し、彼の歌に大切な思い出を持つ皆様に感謝します」と話していた。（フロントロウ編集部）
悩みを抱えて相談を必要としている方へ
日本いのちの電話連盟
0570-783-556（10～22時）
www.inochinodenwa.org
