カニエのひと言で波紋
4月中旬からツイッターの更新を再開させた人気ラッパーのカニエ・ウェストが、ドナルド・トランプ米大統領を支持する内容のツイートを複数投稿。
カニエがトランプ大統領を支持していることを明かしたことで、反トランプ派を中心に批判が殺到している。
このことをきっかけに、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、リアーナ、ザ・ウィークエンド、ハリー・スタイルズ、ケイティ・ペリー、ニッキー・ミナージュ、ケンドリック・ラマーなど、反トランプ派を主張する人気セレブたちが、カニエのツイッターアカウントをアンフォローしたと、米メディアPop Craveが報じている。
大統領就任前から、女性、有色人種、移民、LGBT+コミュニティに対して差別的な発言をしてきたトランプ大統領だけに、カニエの支持表明は大きな物議を醸している。
波紋が広がるなか、カニエは、妻で反トランプ派のキム・カーダシアンから、問題の発言について誤解を払拭するよう言われたことを明かし、ツイートで「トランプ大統領の政策にすべて賛同しているわけではない」ことを明確にした。
さらにカニエは、友人のジョン・レジェンドから送られたテキストメッセージのスクリーンショットも投稿。
ジョンはこのメッセージで、2,500万人以上のフォロワーを抱え、多大な影響力を持つカニエだからこそ、トランプ支持を表明することによって傷つく人がいることをわかってほしいと説得。このメッセージを通して、カニエはトランプ大統領を支持しながらも、「すべての人の意見を尊重する」といったコメントを残した。