女性の活躍・人権に貢献した人たち
2018年は約半数にあたる45人が女性だったが、その多くの人たちが、女性の活躍の場を広げ、女性の人権を向上することに貢献した。
ケニアでの女性性器切除の慣習をやめさせたナイス・ナイランテイ・レングエテや、# MeToo運動を発足したタラナ・バーク、『ビッグ・リトル・ライズ』でDVに悩む女性役を演じたニコール・キッドマン、セクハラ体験から復活したケシャなどは、女性が直面する問題を提起して、女性を守るための行動を起こした人たち。
さらに女性の活躍の場を広げた人たちの顔も多く、エンタメ界からは、女性ヒーロー映画『ワンダーウーマン』を大ヒットさせたガル・ガドット、男性優位のコメディ界で大ブレイク中のティファニー・ハディッシュ、同じく男性優位のヒップホップ界で活躍するカーディ・B、最も成功したラテン系スターのひとりであるジェニファー・ロペスなどが選ばれた。
若者たちの活躍、最年少はあの女優
今年は40歳以下の数も史上最多となっており、なかでも注目されるのが、銃規制デモをリードするフロリダ州の高校生たち。
「世界で最も影響力のある100人」は選ばれた人についての紹介文を著名人が書くのだが、この高校生たちについて書いたのは、バラク・オバマ米元大統領。
オバマ元大統領は、新しい未来を描こうとする若者の能力を称賛し、「我々は今回、子供たちに叱られてしまっている」と記した。
ちなみに今回のリストの最年少は、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でブレイクした女優のミリー・ボビー・ブラウン。今年、14歳になったばかり。
リストにはその他にも、今年結婚する予定のヘンリー英王子とメーガン・マークル、音楽以外の分野での活躍を広げるリア―ナ、若者からカリスマ的人気を誇る実力派シンガーのショーン・メンデスなど、多くの著名人が選ばれている。全リストはコチラからチェックして。