アルバム『コンクリート・アンド・ジャングル』を引っさげてワールドツアーで各地を周っている、グラミー賞授賞ロックバンドのフー・ファイターズ。彼らはツアー地でステージ上にファンを上げることが多い。
そんな彼らが先日行われたオースティン公演で、ロックバンドのキッスのメイクを施したファンをステージに上げた。

ボーカルのデイヴ・グロールがキッスのメイクをした男性に名前を聞くも、その男性はステージに上がると落ち着かないようでデイヴの話も耳に入ってこない様子。そんな彼をデイヴは「キッスガイ」と名付けた。
そしてデイヴがキッスガイに演奏してみろとばかりにギターを渡すと、キッスガイはマイピックを取り出した。そして、これを見つけたデイヴは、「こいつ、自分のピックを持って来てるぜ」とファンに明かした。

そしていざフー・ファイターズの「モンキー・レンチ」がはじまると、キッスガイはギターの超絶テクニックを披露し、デイヴはビックリ。一方のキッスガイは、自由気ままにステージを縦横無尽に駆け回り、デイヴから預かったギターで演奏し、デイヴは、1曲の中で2度もキッスガイのためにギターソロの時間を設けた。
その映像はこちら。
Kiss Guy (YAYO Sanchez) plays Monkeywrench w/ Foo Fighters Austin TX 4-18-18
www.youtube.com最終的にはデイヴが彼のギタースキルに感服し、参りましたといわんばかりにヒザを付き頭を下げた。
このキッスガイの正体はヤヨ・サンチェスという男性で、実は彼自身もミュージシャンとして活躍している。そんなヤヨは一流アーティストとステージの上で腕前を披露するチャンスをもらい注目を集めている。