米時間の7日にPage Six紙が、ジョニー・デップ(54)の主演映画『LAbyrinth』の撮影現場で起きたとするトラブルを報道。
同紙によると、ロケーション・マネージャーに撮影終了を告げられたジョニーが激怒してそのマネージャーに殴りかかり、「10万ドル(約1,100万円)やるから俺を殴れ」と相手を威嚇したという。Page Six紙はさらに、この日ジョニーが1日中現場でお酒を飲んでいたと報じている。
これに対し、映画の監督であるブラッド・ファーマンがUs Weekly誌に声明を出してジョニーを擁護した。
「ジョニー・デップは完成されたプロフェッショナルであり、素晴らしいコラボレーターであり、ほかのアーティストを応援する人物です。彼はつねに最高のリスペクトを持って、クルーや周囲の人々を扱っています。映画の撮影は、精神的に疲れることもあるものです。とくに何も起きていないようなことが誇張されて伝えられることもあります。我々は誰しもネタに沸くものですが、ここにはネタはありません」
『LAbyrinth』はラッパーの2パックとノートリアス・B.I.G.の殺害事件を捜査したLA警察の実在の刑事を主人公にした映画。
ジョニーが映画の制作者から擁護されるのはこれが初めてではなく、2017年に元妻へのDV疑惑を理由に映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズへの起用に対する批判が噴出した際には、原作者のJ・K・ローリングが「彼は良識と親切さに溢れていて、私にとっては彼はそういった人物にしか見えません」と声明を出してジョニーを擁護した。