映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストシーンの「暗号」を制作陣が解説した。
※この記事には映画のネタばれが含まれます。

ラストシーンの「ボクはグルート」の意味

 大ヒット公開中の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、ラストで最凶の敵サノスによって、スパイダーマンやブラックパンサーを含めた半数のキャラクターが粉々になって消えた、ファンの心を砕く衝撃のシーンで幕が閉じた。

画像1: ラストシーンの「ボクはグルート」の意味

 そんなラストで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GoG』)シリーズの愛されキャラであるグルートが消えてしまう直前に放ったセリフの意味が、同作で脚本と監督を務めたジェームズ・ガンによって判明した。

ヴィン・ディーゼルが声を担当するグルートは、独自の言語を話すため、セリフは「I am Groot(ボクはグルート)」だけ。劇中では、これを主に相棒のロケット・ラクーンが翻訳する。
この言語を理解できるのは、ロケットを含めた『GoG』の主要メンバーとソーだけ。

画像2: ラストシーンの「ボクはグルート」の意味

 ジェームズによると、グルートが最後に発言したセリフ「I am Groot(ボクはグルート)」の意味は…、なんと「お父さん」だという。

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「お父さん」に込められた意味とは

 グルートが最後に言葉にした「お父さん」の真相については様々な憶測があるけれど、最も有力なのが、相棒ロケットに向けて発言したのではないかということ。

画像1: Guardians of the GalaxyさんはInstagramを利用しています:「I..am… #GotGVol2」 www.instagram.com

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 というのも、グルートは『GoG1』で一度全焼しており、次作からは燃え残った小枝から、また新たに成長している。

 そのため、生まれ変わったグルートは、昔のグルートとは性格も体もまったく違う別人であるということを、過去にジェームズが暴露している。

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 したがって生まれ変わったグルートにとって、ロケットは相棒である以上に、育ての親でもあるため、グルートはロケットのことを「お父さん」と発言した可能性が高い。

 いままでロケットに対して反抗的な態度を取ってきたグルートが、消えてしまう最後に「お父さん」と言う演出は、ただでさえ辛いラストシーンを一層胸が締めつけられるものにする。

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