北イタリアを舞台に、2人の青年と大学院生のひと夏の恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』は、アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされた注目作で、現在日本でも大ヒット上映中。
今作で、ティモシー・シャラメ演じる青年エリオと恋に落ちる大学院生のオリヴァーを演じたのは、人気俳優のアーミー・ハマー(31)。
劇中では、エリオを優しく包み込む大人の色気あふれるオリヴァーを演じたアーミーだけれど、アーミーがとても苦戦したというあるシーンが。
ぎこちなさすぎるダンスシーン
それは、あるパーティでのダンスシーン。アーミー演じるオリヴァーが曲に合わせて1人で踊ったり、女性と絡みながら踊ったりするシーンなのだが、映画を観たファンから「ぎこちなさすぎる」といじられてしまうはめに。
イギリスの人気トーク番組に出演したアーミーは、このダンスシーンについて司会者のジェームズから「セクシーにしようとしたかったようだけど、できなかったみたいだね(笑)」と言われると、「本当にそうなんだよ!全然できなかったんだ」とあっさり認めた。
しかし、ぎこちなかったダンスにはあるワケが。アーミーいわく、ダンスシーンを撮影する時は音楽が一切流れておらず、スタッフが指を鳴らす音に合わせて踊り続けなければいけなかったそう。
それを聞いたジェームズは、「じゃあその方法でやってみよう!」と観客に指を鳴らしてもらい、アーミーと音なしでダンスしてみると、思った以上に難しかったようで、「めちゃくちゃ難しい!」とお手上げの様子だった。
ちなみにこのダンスシーンは、夜の8時から朝の4時まで行われていたそう。アーミーはテイクの間に音なしで踊っている動画をインスタグラムに載せ、「ダンスシーンの撮影がどれだけひどかったか、僕がおおげさに言っていると思っている人たちへ…。(これはテイクの間で、死んだような雰囲気を盛り上げようと頑張っているところ)」とコメントを添えていた。
そんな裏話があるダンスシーンの完成版は、ぜひ劇場の大きなスクリーンでチェックしてみて。