5月19日(土)に行われる英王室のヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式まで、ついにあと数日。本国ではキャサリン妃が第3子を出産し、国民たちは最高に幸せなムードのなか、ヘンリー王子とメーガンの結婚式を待ちわびている。
破ってはいけないファッションルール
結婚式の参加者の女性には、当日必ず守らなければいけないあるファッションルールがある。それは帽子を被ること。
いつも上品で洗練されたファッションを見せるロイヤル・ファミリーのおしゃれの象徴といえば帽子。そこには、正式な行事では、王室の女性たちは必ず帽子を被らなければいけないというルールがあり、参加者の女性が帽子を被るのもそんな背景がある。
イギリスでは60年代まで、外出する時に帽子を被らない女性は一般人でもほとんどいないというほど、帽子を被るのが当たり前になっていた。その風習がだんだんとなくなっていったなかで、王室メンバーは昔からルールとして取り入れているという。
ちなみに帽子のルールだけではなく、ロイヤル・ウェディングにはさまざまなルールがある。
・ブライズメイドは王室メンバーと血縁関係のある10~12歳の少女ではなければいけない。
・ブーケの花には「愛や純潔、不死」を象徴する花であるギンバイカを使用しなければいけない。
・結婚指輪にはウェールズで採れる金を使用しなければいけない。
・ネイルカラーは必ずナチュラルな色でなければいけない。
一般人の結婚式でもルールがあるけれど、世界中の人から注目され、何百年もの歴史があるロイヤル・ウェディングでは、さらに厳しく細かいルールが決められている。