マーベル作品の『ブラックパンサー』の監督ライアン・クーグラーが、女性キャストがメインとなるスピンオフ作品について言及。
世界中で記録的大ヒットを打ち出し、映画史に名を残した映画『ブラックパンサー』は、アフリカの超文明国ワカンダを舞台に、国王ティ・チャラがブラックパンサーとして活躍する姿を描いた作品。マーベル初の黒人スーパーヒーローとしてだけでなく、出演者がほぼ全員黒人ということでも注目を浴びていた。
スピンオフに乗り気!?
そんななか、現在フランスで開催されているカンヌ国際映画祭に、『ブラックパンサー』の監督ライアン・クーグラーが出席。そこでライアンは、『ブラックパンサー』に出てくる女性キャストを主役にしたスピンオフ映画の可能性を聞かれた。
するとライアンは、「お~、もし機会があったら最高だよ。コミック版では実際にあるんだよね」と、かなり乗り気なコメント。映画『ブラックパンサー』に出てくる女性キャラクターたちは、スパイや女戦士、科学者などとして活躍しており、フェミニズムを感じさせるシーンが多くある。
女性の権利がとくに叫ばれている映画界で、さらに黒人女性だけが主役の映画となればハリウッド界に新たな風を吹かせることになる。